日本人F1ドライバー、角田佑樹がついにレッドブルレーシングに加入し、F1トップチームでの挑戦を果たすことが決定した。角田は第3戦の日本GPからこの強豪チームに加わることになり、マックス・フェルスタッペンが昨年獲得したドライバーズタイトル4連覇の流れを受けて、彼にとっては大きなチャンスとなる。
しかし、元F1ドライバーの片山右京は、この人事に対して一抹の不安を抱いている。彼は、前任のリアム・ローソンがチーム内で苦戦を強いられたことを指摘し、「レッドブルのRB21はフェルスタッペン以外のドライバーが乗りこなせないのではないか」との懸念を表明。ローソンは経験は浅いものの、決して評価の低いドライバーではなかったため、そのパフォーマンスが影響を及ぼしたことが心配されている。
片山は続けて、角田がレッドブルに乗ることは素晴らしいことだとしつつ、チームや車の信頼性についても疑問を呈した。しかし、シーズンを通じて中位に位置することができれば評価は上がり、最終的には日本人ドライバーの初優勝の瞬間が訪れるかもしれないと期待を寄せた。
実際、日本人ドライバーがF1で優勝したことはなく、最高位は鈴木亜久里、佐藤琢磨、小林可夢偉が記録した3位に留まっている。片山は30年前にベネトンからの参戦オファーを受けたが、様々な事情からそのチャンスを逃した過去を持つ。彼は、「トップチームに乗ることは重要で、チャンスは必ず訪れる」とし、角田に期待を寄せた。
「お前が戦犯と言われてきたが、今度は彼に全てを変えてほしい」と語る片山の言葉には、角田への強い思いが込められている。日本人ドライバーのF1初優勝に向けた期待が高まる中、角田の活躍に注目が集まる。