モデルでタレントのローラさんが新たに農業に挑戦することを発表し、SNSを中心に話題を呼んでいます。しかし、彼女の投稿に添えられた写真が「ファッション農業」と批判され、現地の農家たちが激怒しているとの噂も伝わっています。

ローラさんは、3月17日に自身のInstagramで新潟県での農業プロジェクトを開始することを発表しました。彼女の母方の故郷である新潟県にルーツを持ち、食料自給率の低さに危機感を抱いたことがきっかけだと語っています。日本の食料自給率は社会的な問題として注目されており、彼女の取り組みには一定の支持も寄せられています。

しかし、投稿された写真があまりにもおしゃれすぎるとして、批判の声が上がっています。中には「農業を甘く見ている」や「撮影用のパフォーマンスではないか」という意見もあり、農業に対する真剣さを疑う声が少なくありません。

実際に新潟で農業に関わる農家たちの意見を聞くと、彼らは怒りよりも不安や懸念を抱いているようです。ある農家は「ローラさんが農業の素晴らしさを広めてくれるなら大歓迎だが、実際の農作業の厳しさも伝えてほしい」と語っています。また、別の農家も「タレントの撮影が優先されるのではないかというイメージがある」と懸念を示しました。

一方で、ローラさんの取り組みに関わる講座の運営者は、彼女が真剣に農作業に向き合っていると証言しています。ローラさんはメモを取りながら熱心に学び、実際に収穫作業にも参加しているとのことです。

農業の現場は高齢化や後継者不足が深刻な問題であり、ローラさんのような影響力のある存在が農業をアピールすることには大きな意義があります。今後、彼女がどのように農業に取り組むかが注目されます。SNSではなく、実際の現場での経験を通じて農業の魅力や厳しさを発信することで、批判的な声を変えていく可能性があります。