ドジャースのベッツ内野手が25日、敵地のエンゼルス戦に「2番・遊撃」でスタメン出場し、3打席に立ち、守備も無難にこなした。深刻な体調不良から復帰し、試合後に「もう完全に大丈夫。全く問題ない。本当に普通の状態だよ」と断言した。
ベッツは「時間はあまり残されていないから」と前向きに語り、「実は以前よりも体が強くなっている。問題があったのは胃だけで、本当にそれだけだから」と明かした。
試合では、初回1死の場面でオハピー捕手から復帰を祝福され、ミットで背中をポンとたたかれた。実況アナは「お帰りムーク」とコメント。やせたように見えるベッツは初球の外角直球をたたき、三ゴロに倒れた。
ベッツは体重が11キロ減ったことを明かし、「体に燃料(食事)を入れる度に戻してしまう。最後に食べたのがいつか分からないし、食べることが怖いんだ」と告白した。急回復を見せた理由を問われたベッツは「原因が分かったんだ。そして、自分が何を避けるべきかが分かった」と語ったが、何を避けるべきかについては「それは内緒にしておく」と話すにとどまった。