【会ったこともないのに歓迎されていた皇后雅子さま】会うたびにエリザベス女王から嫌われた上皇后美智子さま

2022年、エリザベス女王の国葬に天皇皇后陛下が参列したことは、日英の王室交流の深さを象徴する重要な出来事でした。天皇陛下が外国の葬儀に出席するのは非常に異例であり、両国の王族間の絆を強く印象付けました。しかし、昭和から平成にかけての交流があった上皇后美智子様は、なぜかこの式典の招待者リストには含まれていませんでした。その背景には、上皇后美智子様がエリザベス女王に対して行った国際的なマナー違反があったとされています。

歴史的に見ても、日本とイギリスの王室は、戦後の緊張を乗り越えた貴重な関係を築いてきました。エリザベス女王は、昭和天皇との親密な交流を通じて、日本との新たな関係構築に尽力しました。特に、昭和天皇がイギリスを訪問した1971年、エリザベス女王は戦勝国と敗戦国という過去を乗り越えた象徴的な出来事を共有しました。この時、両国の王族同士の絆は深まり、エリザベス女王は昭和天皇に親しみを込めて接したとされています。

しかし、1981年のチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式において、上皇后美智子様が純白のドレスを着用したことが波紋を呼びました。白は花嫁だけが身につける色であり、このマナー違反は英国王室内での不快感を招き、エリザベス女王との関係に影を落としたのです。また、2012年のダイヤモンドジュビリーでも、上皇后様が国際的なマナーを無視した振る舞いを見せ、女王が不快感を示したとされています。

一方で、エリザベス女王は皇后雅子様に対して特別な関心を寄せていたと言われています。公郷正子様は元外交官であり、国際的な知識と品格が女王にとって魅力的に映ったのかもしれません。エリザベス女王は、皇后雅子様を家族のように思っていたという証拠もあります。具体的には、2006年に公郷正子様が療養中だった際、イギリスに招待する意向を示したことが挙げられます。

2022年のエリザベス女王の国葬に際して、天皇皇后陛下のみが招待されたことは、上皇后美智子様との関係が決定的に冷え込んでいたことを示しています。また、エリザベス女王が功績を振り返る映像にも、上皇后の姿はありませんでした。これらの出来事を通じて、エリザベス女王がどの人物を信頼し、どの人物との関係に距離を置いたのかが明らかになりました。

2024年には、天皇皇后陛下がついにイギリスを訪問することが予定されています。この訪問は、エリザベス女王が生前に望んでいた約束の訪問であり、日英関係を再構築する重要な機会となるでしょう。エリザベス女王が望んだのは、新しい時代の日本の皇室が日英関係を受け継ぐ姿でした。

このように、エリザベス女王と上皇后美智子様の間に生じた溝は、単なる個人的な感情だけでなく、国際的なマナーや文化の違いが影響した結果と考えられます。一方で、皇后雅子様がもたらす新たな絆は、日英関係にとって明るい未来を予感させるものです。これからの両国の関係がどのように発展していくのか、注目が集まります。