人気番組『ザワつく！金曜日』（テレビ朝日系）でMCを務めるなど、タレントとしても活躍しているヴァイオリニスト・高嶋ちさ子さん（本名＝盛田知佐子 56歳）が、“暗号資産（仮想通貨）投資詐欺”の広告塔にされていたと週刊誌『週刊文春』が報じ、ネット上で物議を醸しています。

週刊文春によれば、青山学院大学ラグビー部監督も務めた元ラグビー日本代表・冨岡剛さん（とみおか・つよし 別名＝キング冨岡 56歳）が、「ビットサンズグローバル」という投資商品を手掛け、この投資を巡って「元本保証と言われたが、まったくそうはならず、返金もされない」などの被害報告が相次いでいるそうです。

そして、冨岡剛さんと同じく青山学院出身で、幼馴染の高嶋ちさ子さんも投資をして広告塔になっていたことが判明したとのことです。

＜↓の画像は、高嶋ちさ子さんと冨岡剛さんの写真＞

ビットサンズグローバルに出資したA氏は取材に、

「流行りの暗号資産と会員権を組み合わせて利益を上げるという説明を受けました。預けた資産を既存の暗号資産のマイニングやオンラインカジノに投資し、そこから上がった配当をビットコインで支払うというものです」

と説明しています。

週刊文春が複数の投資家たちに取材したところ、ビットサンズグローバルの営業担当が殺し文句として

「高嶋ちさ子さんも投資しているくらいだから安心して」

と言って信用させ、出資を募っていたといいます。

元本保証を掲げて不特定多数の人から出資を募る行為などは、出資法違反になる可能性があるもので、週刊文春が冨岡剛さんに事実関係を確認したところ代理人を通じて、

「月利8％、元本保証を謳い、また高嶋氏を広告塔にして投資を募っていた事実はありません」

と否定したそうです。

高嶋ちさ子さんの個人事務所にも、ビットサンズグローバルへの投資や広告塔になっていた件について確認したところ、

「高嶋氏が幼馴染である冨岡氏からBGのマイニング案件の紹介を受け、冨岡氏を通じて投資したことは事実です。高嶋氏が冨岡氏に対し、本件の勧誘に氏名や肖像を用いることを許諾したことは一切ありません」

と代理人が回答したとのことです。

絶対がない投資において「元本保証」を謳っているものに関しては非常に怪しく、そして出資法違反にあたる可能性もあることから非常にリスクが高く、高嶋さんは冨岡剛さんと幼馴染ということでまんまと騙されてしまったのかもしれませんが、広告塔としても利用されていたのが事実とすればかなり深刻な話です。

高嶋ちさ子さんと言えば昨年末放送の『ザワつく！大晦日2024 一茂良純ちさ子の会』にて、同11月に特殊詐欺被害に遭ったことを告白しており、ある日突然「関東総合通信局のイトウ」を名乗る男から電話があり、その後警察を名乗る別の人物が登場、言われるがままに免許証の情報や夫の仕事や年収などを答え、そして2時間おきに行動を報告するよう指示されるなどして、怪しいと思って警察に相談したところ「いま一番流行っている詐欺」だと言われたとのことでした。

高嶋ちさ子さんはかなり警戒心が強そうなイメージでしたが、こうしたすぐに怪しいと感じるようなことにも簡単に騙されてしまうような方なので、長くネットワークビジネスなどをしていて口が上手い冨岡剛さんの口車に乗せられ、ビットサンズグローバルに投資、そして広告塔として利用されていた可能性もあります。

そのため、高嶋ちさ子さんも被害者の1人の可能性もありますが、週刊文春の取材に応じた複数の出資者たちは「高嶋ちさ子さんも投資しているくらいだから安心して」と勧誘され、それで多くの被害者がいるとなると、高嶋さんのイメージ悪化に繋がり、今後の活動に影響を及ぼす可能性も考えられますが、果たして今後どうなるでしょうか…。