サントリーが女優・永野芽郁さんと俳優・田中圭さんのCMを突如として削除した。これは、二人に対する不倫疑惑が浮上したことが背景にある。公式サイトからCM動画が削除されたのは5月13日で、サントリーは「ブランドの本来の価値を伝えることが難しい」とコメント。これにより、両者のイメージは大きく揺らいでいる。
不倫疑惑は、4月23日発売の週刊文春で報じられ、その後、5月7日には二人のLINEのやり取りが公開された。両者はこれらの報道を否定しているが、サントリーの対応は迅速で、JCBやサンスターなど他の企業も、永野の起用を見直し、公式サイトから関連画像や動画を削除する事態となっている。
今回の騒動は、単なる広告の削除にとどまらず、CMドミノの加速を引き起こす可能性が高い。サントリーは、長年支持されてきたトリスハイボールのCMを守るため、断固たる措置を取った。業界内では、二人が「黒」とされる状況が強まっており、今後さらなる報道が出る可能性も指摘されている。
サントリーの決断は、消費者の信頼を守るための苦渋の選択であり、広告業界全体に波紋を広げることになるだろう。不倫疑惑が事実でないのなら、両者は早急に名誉毀損での訴訟を検討するべきだ。企業はイメージを重視するため、今後の展開から目が離せない。